大好評の流石亭
大好評の流石亭はいつも満員御礼。間近で聴く談四楼師匠の落語は圧巻。表情や仕草も見逃しません。 噺をたっぷり堪能したあと、談四楼師匠をかこんでお愉しみいただく“蕎麦と酒と肴”の味わいは格別です。
Photo by スズキマサミ
名作「芝浜と蕎麦」
昨年末には、歌舞伎にもなった人情噺の名作「芝浜と蕎麦」の会を開催しました。「芝浜」とは
人情噺の傑作。三代目桂三木助や五代目立川談志など、数かずの名人による「伝説の名演」が語り継がれており、文七元結とならんで暮れの高座には欠かせない一席となっている。落語中興の祖・三遊亭圓朝の作と言われているが定かではない。歌舞伎の世話物「芝浜の皮財布」は本作が原作。腕はいいのに酒におぼれて仕事に身の入らない棒降り魚屋が、女房にせっつかれて久しぶりに芝の河岸に出向く。 その浜でひょんなことから大金の入った皮財布を拾うところから噺は始まる。 これで、遊んで暮らせると、猫ばばを決め込む男とそれをなんとか思い留ませようとする女房。 相反する二人の思いが交錯し物語は展開していく。
立川談四楼師匠と立川流創設
1983年、立川談志は落語協会真打昇進試験制度運用を巡って当時の落語協会会長で、師匠でもある小さんと対立。直接の原因となったのが、その試験の合否。10名のうち4名の合格だったが、談志の弟子2人は不合格。しかも、合格者にはあきらかに力量の劣る林家三平の弟子がいた。その判定に疑義を唱えた談志は、ついには落語協会を脱会。落語立川流を創設し家元となった。 その時の不合格となった弟子の1人が談四楼師匠である。 現在、談志家元の直弟子としては土橋亭里う馬師、立川左談次師についで三番目となる【予約・お問い合わせ】 流石亭事務局 電話:03-3567-0012 Mail:rakugosasugatei@gmail.com